Twitter活用事例

ニュースメディアによるTwitter会話設定の活用

会話設定とは、ご想像のとおりTwitterで会話を行うための優れた方法です。

この新しい設定を使用してTwitterで会話を始めると、より詳細に会話を管理できるようになり、ツイートに返信できる人を「全員(デフォルト設定)」、「フォローしているアカウント」、「@ツイートしたアカウントのみ」のなかから選択できます。会話設定を使用すると、より有意義な会話に参加し、望ましくない返信を避けることができます。

さまざまな報道機関やジャーナリストがこの新しい機能をすぐに採用しています。会話設定を使用して、1対1のインタビューを行ったり、報道チームとして会話をしたり、パネルディスカッションを主催したりしています。「会話設定を使うと、ニュースメディアはジャーナリストやゲストとの有意義で開かれた会話を、効率的にホストできます」とTwitterのシニアニュースパートナーシップマネージャーのNiketa Patelは述べています。

ロイター、「Meet the Press」、Axiosがこれらの設定を活用し、Twitterで魅力的な会話を始めている様子をご紹介します。

ロイター

ロイターは新型コロナウイルス感染症ワクチンや人種間の平等などのトピックを扱う場としてTwitterに目を向け、#AskReuters(ロイターに質問)シリーズに会話設定を適用しました。Patelは次のように話しています。「ロイターは会話設定をうまく使いこなして、自社の報道員やゲストを含むさまざまなジャーナリストとタイムリーな会話を行いました。新しいツールを使用した革新的なアプローチを一貫して取ることで、ジャーナリズムを強化しています。有益な会話を促進することは、同社のTwitter戦略の中核的な要素です」

ロイターのようにモーメントを作成して共有し、イベントの終了後にオーディエンスが簡単に見つけられるようにすると、会話のリーチを広げることができます。また、ニュースチームに余裕があれば、オーディエンスからの質問をまとめるチームメンバーを配置することで、オーディエンスに会話の一部になっていると感じてもらえます。

「Meet the Press」

#TweetThePress は「Meet the Press」が毎週NBCニュースのジャーナリストとTwitter上で行っている会話シリーズであり、その週の最大のニュースを取り上げます。「@ツイートしたアカウントのみ」の設定を使用すると、オーディエンスは会話の形式にスムーズに従って閲覧できます。「『Meet the Press』のTwitterアカウントは、#TweetThePress に必ずこの会話設定を使用しています。なぜなら、これはTwitterでレポーターと会話を続ける他にはないシリーズであり、他のアカウントからの返信によって担当のジャーナリストの回答から注意が逸れないようにするためです」と 「Meet the Press」のシニアデジタルプロデューサーであるMatt Rivieraさんは話します。Rivieraさんはこれらの設定について、「担当のジャーナリストがTwitterで会話をするのがずっと簡単になり、他のメッセージが届かないため連続的なスレッドを作成できます。ツイートに複数の返信があると、スレッドが乱雑になる場合があります」と述べています。

「@ツイートしたアカウントのみ」の設定を使用すると、会話を追いかけやすくできます。この設定は、レポーターと1対1で話すときや、より広範なパネルディスカッションを行うときに役立ちます。

Axios

Axiosは会話設定を使用して、示唆に富むパネルディスカッションをTwitterのオーディエンス向けに配信しています。この例では著述家のAndre PerryさんとジャーナリストのJemele Hillさんが招かれ、マーケットエディターのDion Rabouinさんとともに人種間の富の格差について議論しました。会話設定を使用することで、テキストと動画の返信を組み合わせ、焦点を絞った詳細な会話を提示できました。また、Twitterで会話をホストすることで補足的なレポート生成も可能になり、またAxios、Dionさん、Jemeleさん、Andreさんのオーディエンスが集まることで、より幅広いオーディエンスに見てもらうことができました。

このような方法でパネルディスカッションを開催することをお考えなら、情報を伝えるための人目を引くグラフィックとツイート本文で事前にディスカッションをプロモーションしましょう。また、写真、GIF、動画などのさまざまなメディアを通じて返信を促してみてください。

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