使い方

ポッドキャスト配信者向けTwitterスペース

Twitterスペースにより、音声を使った親密な会話を通じて、これまでにない方法で直接つながることができます。人の声は、テキストでは失われがちなつながり、感情、ニュアンス、共感をもたらすことができます。

スペースは、フォロワーのタイムラインの上部や[スペース] タブ、あるいはホームタイムラインの目立つ場所に表示されます。スペースは会話を始めたり、会話に参加したりするのに最適な方法です。新しいポッドキャストの告知、ファンからの質問への回答、共同ホストとのディスカッションなど、スペースでは自分の会話にスポットライトを当てることができます。ここでは、特にポッドキャスト配信者に適したスペースの使い方をいくつかご紹介します。

新番組や番組の新シーズンをプロモーションする

新しいポッドキャストの開始日前の週にスペースをホストすることで、マーケティングプランにスペースを取り入れましょう。ファンを集めて盛り上げるとともに、立ち上げに期待する新しいファンを獲得することもできます。

ファンに情報が届くように、14日前までにスペースをスケジュール設定し、リンクをツイートしましょう。ツイートには、スペースの日時に加えて番組の公式ハッシュタグを付けます。また、この絶好のチャンスを利用して、番組のホストに@ツイートして熱心なリスナーに紹介しましょう。

魅力的なエピソードの後に質問に回答する

話題になりそうなポッドキャストやエピソードがリリースされた翌日に、スペースをホストしてみましょう。ファンに質問を求める場合は、ツイートしてもらうか、マイクの利用を許可します。

ツイートで質問を集めるときは、質問するときに番組のハッシュタグを付けてもらうようファンに伝えましょう。どのツイートに回答するのかをあらかじめ選び、ブックマークに保存しておけば、後で簡単にアクセスできます。特定の質問に回答するときは、そのツイートをスペース内で共有し、みんなに見てもらいましょう。

ファンがもっと楽しめるよう、自分の声で直接質問してもらうこともできます。質問があるときは、発言権をリクエストするか、挙手の絵文字を使うようにリスナーに促します。どのファンに質問してもらうか決めたら、その人に発言権を付与できます。その人が質問を終えたら、発言権を取り消して次の質問に移りましょう。

発言のリクエスト方法を示すアニメーションGIF。

最終回後にファンのリアクションを聞く

リスナーが最終回をどのように感じたか知りたいのであれば、スペースで感想を伝えてもらいましょう。ファンのリアクションツイートをスペース内で直接共有したり、何人かのファンをスピーカーとして招待してマイクを渡したりできます。

ネタバレがある場合は、スペースのタイトルや説明文に注意書きを入れて、ファンを驚かせないようにしてください(話の展開が台無しになる場合があります)。

発言のリクエスト方法を示すアニメーションGIF。

スペースでボーナスエピソードをホストする

楽しいボーナスコンテンツでファンにあっと言わせたいなら、既存のポッドキャストの形式をまねたスペースをホストしましょう。共同ホストやゲストに参加してもらい、番組のときと同じようにインタビューします。

この戦略は、シーズンとシーズンの間の時期や、次のシーズンのネタをリスナーから直接得たい場合などに有効です。

ジャーナリズムとトークラジオのベストプラクティスを学生と共有する

スペース内で学生の質問に対応することで、ポッドキャストコミュニティにお返しをしましょう。音声に携わる業界で働き始めたばかりの頃に知っておきたかったツール、ヒント、コツを共有しましょう。

自分のスペースを最初に告知するときは、投票を利用して、ポッドキャスト配信初心者にどんなことを学びたいかを尋ねましょう。スペースに対する認知度とエンゲージメントを高めると同時に、自分のオーディエンスに特化してコンテンツをカスタマイズできます。

人脈内で番組ファミリーのクロスプロモーションを行う

スペースの1つのメリットとして、Twitterを利用している人なら誰とでも音声で会話できるという点があります。組織内や人脈内の他の番組のホストを招待して、今後予定されている新しい番組やプロジェクトについて意見交換しましょう。

複数のスピーカーでスペースをホストすると、注目度を高め、広く宣伝することができるため、非常に有効です。他の人をスピーカーとして追加することで、その人のフォロワーのホームタイムライン最上部にスペースが表示されるようになります。

ポッドキャスト配信者の方々がクリエイティブで革新的なスペースをリスナーと共有するようになることを心待ちにしています。配信者の方々にとってはおなじみの形式なので、皆さんがどのようにTwitter上で音声を使ったリアルタイムの会話をホストし、参加するようになるのか大変楽しみにしています。

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