Media Studio内にあるProducerを使えば、ライブ動画コンテンツのクリエイターは外部ソース(ストリーミングソフトウェアやハードウェアエンコーダー、その他のプロ用スタジオアプリケーションなど)から高画質のライブ放送を簡単に作成できます。
作成したライブ放送は、iOSやAndroidのTwitterやWebブラウザで視聴できます。
過去のライブ放送もProducerアプリケーション内で直接閲覧できます。ライブ放送とアナリティクスの収益化について詳しくは、本ページ上部にある [収益化] タブと [アナリティクス] タブをご覧ください。下のProducerに関するよくある質問もご覧ください。
Media StudioのProducerを最大限に活用するには、新しい用語について理解しておくことが重要です。
動画を取り込み、Twitterでライブ放送を行えるようにするには、ソースを作成する必要があります。作成できるソースの数に上限はありませんが、ライブ放送に関連する作業をシンプルにするため、1つまたは複数のソースをアカウントで再利用することをおすすめします。
作成済みのソースがすでにPeriscope Producerにある場合は、Media Studioソースリストで閲覧できます(SnappyTVをご利用の方は、ソースをチャンネルだとお考えください)。
ライブ放送は、Twitterにアクセスした多くの利用者がライブ動画を視聴する手段です。Twitterでライブ放送を滞りなく行うには、以下の手順すべてに従って、ソースを作成し、ライブ放送をソースに送信してください。
まず、最上部のナビゲーションバーにある [Producer] ボタンをクリックし、Producer画面を表示するのを忘れないでください。
注: ライブ放送を開始する前であれば、予約済みのライブ放送内でこれらの設定を変更できます。予約済みのライブ放送を開始した後でも、終了時間を変更することはできます。ライブ放送は指定した時間に終了するため、注意してください。
ヒント: 終了時間をライブ放送の予定時間よりも長めに設定して、イベントが途中で終わってしまわないようにしましょう。
[公開] – ライブ放送はツイートされ、Twitterの利用者が視聴できるようになります。
[非公開] – ライブ放送はツイートされず、Media Studio内でのみアクセスできます。テストを行ったり、LiveCutを使用してクリップを作成したりできます。
[繰り返さない] - ライブ放送は繰り返されません。
[1日ごと] - 指定した終了日まで、毎日同じ時間にライブ放送が繰り返されます(最長1年)。
[毎週] - 指定した終了日まで、毎週同じ曜日の同じ時間にライブ放送が繰り返されます(最長1年)。
[チャットを全画面モードで表示] - このオプションをオンにすると、ライブ放送中に利用者がチャットをしたり、ハートを送ったりできなくなります。
[ライブ放送のリプレイを無効にする] - この機能をオンにすると、ライブ放送終了後にライブ放送のリプレイと視聴ができなくなります。
[地域の制限] - この機能をオンにすると、指定した国におけるライブ放送の視聴が制限されます(特定の国を対象に追加するか除外することでオンにできます)。
対象に追加
除外
[ソース] タブをクリックします。
[ソースの作成] をクリックします。
次の必須項目に入力します。
- ソース名
- ソースタイプ: RTMP
- 地域(ストリームの配信元に最も近い地域を選択してください)
[作成] をクリックします。
次のRTMP詳細情報が表示されます。
- RTMP URL
- RTMPストリームキー
注: このキーがあれば誰でもこのソースにストリームできるため、この情報は公開しないでください。
ハードウェアエンコーダーかソフトウェアエンコーダーを更新し、ステップ5で説明したRTMP URLとストリームキーを使用してソースにライブ放送を公開します。
ライブ放送をテストする際は、以下の「ライブ放送を作成する方法」の手順に従ってください。
[ソース] タブをクリックします。
[ソースの作成] をクリックします。
次の必須項目に入力します。
- ソース名
- ソースタイプ: RTMP
- 地域(ストリームの配信元に最も近い地域を選択してください)
[作成] をクリックします。
次のRTMP詳細情報が表示されます。
- RTMP URL
- RTMPストリームキー
注: このキーがあれば誰でもこのソースにストリームできるため、この情報は公開しないでください。
ハードウェアエンコーダーかソフトウェアエンコーダーを更新し、ステップ5で説明したRTMP URLとストリームキーを使用してソースにライブ放送を公開します。
ライブ放送をテストする際は、以下の「ライブ放送を作成する方法」の手順に従ってください。
注: PeriscopeとMedia Studioで作成したソースはこちらに表示されます。予約済みライブ放送にはMedia Studioで作成したソースを含める必要があります。
Producerをフル活用するには、推奨されているストリーム仕様を使用してください。
[ソース] タブをクリックします。
[ソースの作成] をクリックします。
次の必須項目に入力します。
ソース名
ソースタイプ: HLS
HLSプルURL
地域(ストリームを配信する場所に最も近い地域を選択してください)
[作成] をクリックします。
ライブ放送をテストする際は、以下の「ライブ放送を作成する方法」の手順に従ってください。
[ソース] タブをクリックします。
[ソースの作成] をクリックします。
次の必須項目に入力します。
ソース名
ソースタイプ: HLS
HLSプルURL
地域(ストリームを配信する場所に最も近い地域を選択してください)
[作成] をクリックします。
ライブ放送をテストする際は、以下の「ライブ放送を作成する方法」の手順に従ってください。
まず、ハードウェアエンコーダーかソフトウェアエンコーダーを使用して動画をソースに送信します。
[ライブ放送] タブをクリックします。
[ライブ放送を作成] をクリックします。
次の必須項目に入力します。
- ライブ放送名
- カテゴリー
- ソース
[オーディエンス] から以下を選択します。
[公開] または [非公開](詳細は以下を参照)
今すぐに公開するには、[今すぐ開始] を選択します。
[詳細設定] を開くとチャット機能を切り替えることができます(詳細は以下を参照)。
[コンテンツ制限] を開くとリプレイと地域の制限を切り替えることができます(詳細は以下を参照)。
ウィンドウ上部にあるプレーヤーで、ソースに送信する動画のライブプレビューを確認します。
[ライブ放送を作成]をクリックすると、Twitterですぐにライブ放送が開始されます。
RTMP
動画コーデック: H.264/AVC
動画ビットレート:
オーディオコーデック: AAC-LC
オーディオビットレート: 128kbps(最大)
フレームレート
Wirecast:
一般的に使用されているソフトウェアエンコーダーとハードウェアエンコーダーは以下のとおりです。
HLSの要件や仕様についてはこちらをご覧ください。
RTMP経由でライブ動画をMedia StudioのProducerに取り込む方法をソースといいます。動画を取り込み、Twitterでライブ放送できるようにするには、ソースを作成する必要があります。作成できるソースの量に上限はありませんが、ライブ放送に関連する作業をシンプルにするため、1つまたは複数のソースをアカウントで再利用することをおすすめします。
はい。ライブ放送を行うたびに再利用できます。ソースの再利用をおすすめしますが、同時に複数のライブ放送を行う場合、ソースを追加作成する必要があります。
既存のストリームを再利用することはできません。動画コンテンツを適切に取り込めるよう、ソースを公開するストリームをMedia Studio内に新たに用意する必要があります。さまざまなプラットフォームにわたる複数のRTMPポイントに送信するために、1つのストリームを分割できるサードパーティーサービスがあります。ライブ動画をMedia Studio Producerに公開するために、このようなサービスを使うことができます。
以下がサポートされますが、これらは予告なく変更される場合があります: OBS、Wirecast、Teradek、Elemental、Switchboard Live、LiveStream、FFMpeg、Tricaster、Telescope、LiveU、vMix、Vidpresso、Restream.io。
HLSはHTTP Live Streamingの略であり、インターネットを介してメディアを配信するためのメディアストリーミングプロトコルです。特にモバイル向けとして、ライブ配信を行うために数百ものメディア企業が活用している人気のある形式です。
HLS URLの拡張子は.m3u8か.m3uにする必要があります。動画とオーディオの仕様はRTMPと同じです。推奨される仕様の詳細については、Twitterのヘルプページをご覧ください。
現時点ではAESで暗号化されているHLSストリームを取り込むことはできませんが、長期間有効なトークン(30日以上)があるURLはサポートされています。
はい。[ソース] の詳細ウィンドウに表示されるIPアドレスのリストを手動でエンコーダーに入力することで、制限付きストリームをTwitterに取り込めます。
ストリームの配信元に最も近い地域を選択してください。
いいえ。Twitterでコンテンツのストリーミングを公開する予定がない場合でも、適切な権限があるストリームをご自身で用意いただく必要があります。
広告付きのストリームでソースを設定することはできますが、そのようなストリームで公開のライブ放送を行うことはできません。LiveCutでクリップを作成するために個人的にストリームを取り込むことはできますが、Twitterで共有されるクリップの場合、動画コンテンツに広告を表示することはできません。コンテンツを収益化する場合は、Twitterのアカウントマネージャーに連絡して、収益化プログラムの詳細を確認してください。
いいえ。どちらでもお好きなストリームタイプを使用できます。どのタイプのストリーム取り込みを使用する場合でも、Media Studioのライブ放送機能はすべて同じです。
いいえ。ソース名を除き、ソースを修正することはできません。HLS URLが変わった場合、またはソースの地域/場所を変更する必要がある場合は新しいソースを作成する必要があります。Media Studioで作成できるソースの数に制限はないため、元のソースをそのままにしておいても、削除しても、どちらでも構いません。
いいえ。現時点では、HLSソース用のHLSストリームのみ入力できます。「RTMPプル」を利用することはできません。
いいえ。他のWebサイトでライブ放送されたコンテンツを取り込むことはできません。HLS URLを指定するか、RTMPから動画を直接Twitterに送信する必要があります。Twitterも含めた複数のWebサイトでライブ放送を同時に行う場合は、RestreamやSwitchboardなどのサービスを使用することをおすすめします。
いいえ。HLSソースはMedia Studioでのみ利用可能です。
いいえ。HLSソースはMedia Studioでのみ利用可能です。
Twitterでストリーミングをリアルタイムに配信する方法をライブ放送といいます。ライブ放送により、Twitterにアクセスした多くの利用者がライブ動画を楽しむことができます。
[後で開始] に設定したライブ放送の場合、最長6時間までという制限があります。[今すぐ開始] に設定したライブ放送の場合、時間制限はありません。
最長で1年前から予約できます。
はい。ライブ放送の開始日時と終了日時は開始前に変更できます。ライブ放送が始まると、[終了] フィールドのみ変更できます。早めに終了したり、終了時間を最長6時間延長したりすることができます。
はい。オーディエンスが [公開] に設定されている場合は、すべての予約済みライブ放送をツイートできます。予約済みライブ放送のツイートには、ライブ放送作成時にアップロードした画像が含まれます。ツイートには、利用者が正しい時間にアクセスできるよう、予約日時に関する情報を含めてください。
公開ライブ放送は、TwitterやPeriscopeの利用者なら誰でも視聴できます(地域制限がかけられている場合を除く)。非公開のライブ放送は、Media Studioにログインしている利用者のみ視聴できます。これは主に、ライブ放送を公開せずにLiveCutを使用してクリップを作成する場合に利用します。
繰り返しライブ放送は予約済みライブ放送の設定を引き継ぎ、最長1年の間、1日ごと、または毎週の間隔で繰り返すよう条件を設定します。繰り返しの予約済みライブ放送はそれぞれ単体の項目として [予約済みライブ放送]リストに表示され、予約時間になると関連づけられているソースを通じてコンテンツがストリーム配信されます。
[予約済みライブ放送] リストで、予定されている繰り返しの予約済みライブ放送をクリックするだけで、必要に応じてどのフィールドにも調整を加えることができます。[保存] をクリックした後、編集した1つのライブ放送にのみ変更を適用するか、今後予定されているすべての繰り返しライブ放送に適用するかを選択します。
繰り返しの予約済みライブ放送を作成した後で、終了日をさらに延長することはできません。ただし、選択した時点以降のライブ放送を削除して、選択した日付の後のすべての繰り返しライブ放送に変更を適用することはできます。
繰り返しの予約済みライブ放送の期間は最長で1年まで設定できます。作成した後で期間を延長することはできません。1年の制限を超えて繰り返しの予約済みライブ放送を続ける必要がある場合は、新しい繰り返しの予約済みライブ放送を作成する必要があります。
時間とソースの競合が原因でライブ放送を作成できなかった場合にこのメッセージが表示されます。作成しているライブ放送と、時間かソースが重複している今後の予約済みライブ放送がある場合、そのタイトルと日付を示すリストが警告ウィンドウ内に表示されます。競合しているライブ放送を編集するか、予約しようとしている新しい繰り返しライブ放送用に別のソースを作成してください。
いいえ。非公開ライブ放送をツイートすることはできません。Media Studio内でのみ視聴可能です。
はい。Twitterのユーザー名とPeriscopeのアカウントを関連づけておけば、ライブ放送が始まるとPeriscopeにその旨が表示されます。
Media Studio Producerを使って公開されたライブ放送を含めてツイートを作成した場合にのみ、Twitterのフォロワーに新しいライブ放送が公開されたことが通知されます。あなたのアカウントでライブ放送が始まったときにアラートを受け取ることを希望したTwitterのフォロワーにプッシュ通知を送ることもできます。
はい。Media Studio Producerを使って、ライブ放送を埋め込んだツイートをスポンサーシッププログラムと関連づけることで、Twitterで収益を得ることができます。ツイートを作成するとドロップダウンが表示され、Twitterのアカウントマネージャーがあなたのユーザー名と紐づけたプログラムの中から希望するプログラムを選択できます。
現在、インストリーム動画広告プログラムによるライブ放送の収益化をテストしています。詳細については、Twitterアカウントマネージャーにお問い合わせください。
ライブ放送が終わると、ビデオオンデマンド方式のリプレイ動画になります。このようなリプレイ動画にはTwitterやPeriscopeからアクセスできます。ライブ放送中(または放送後)に作成されたツイートには、自動的にリプレイ動画が表示され、動画の冒頭から再生が始まります。
ライブ放送のコンテンツ制限をオンにすることで、ライブ放送の作成時に指定した国でのみ視聴できるように制限を設定できます。このような設定はライブ放送中およびリプレイのストリームに適用されます。制限を設定するには、ストリームの視聴を許可する国をリストに追加するか、許可しない国をリストから除外します。
はい。すでに終了したライブ放送を開くとアナリティクスを閲覧できます。アナリティクスのライブ視聴に関する最終的なデータを閲覧できるのはライブ放送が終了してから2~3時間後です。
ライブ放送リストの右上に日付でフィルタリングする機能があります。この機能を使うと、ライブ放送を作成された日付の範囲で絞り込むことができます。
このボックスはいつでもオンにできます。オンにすると、ライブ放送のリプレイはTwitterでもPeriscopeでも表示できなくなります。ライブ放送前またはライブ放送中にこのチェックボックスをオンにした場合、ライブ放送の終了時にプレーヤーにグレーの警告メッセージが表示されます。
はい。ライブ放送をライブ放送リストから削除することはできます。ライブ放送を削除した後、削除したライブ放送を含む過去のツイートで動画を再生しようとすると、エラーメッセージが表示されます。関連する全ツイートを削除することをおすすめします。