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注目の人: Mac Kaheyさん

クリエイターは、拡散力のあるトレンドやインパクトのあるリアルタイムでの盛り上がりについて時代を先取りしており、世界中のオーディエンスの共感を呼ぶ有意義なつながりを生み出しています。この新シリーズでは、Twitterでもひときわ輝く優れたクリエイターを紹介します。今回は、ポッドキャスト配信者、動画投稿者であり、議論好きでも知られるMac Kaheyさん(@MacDoesIt)から、内輪ネタやTwitterとの付き合い方についてお話を伺いました。

Mac Kaheyさんの写真

Twitterは私にとって、気軽に楽しみながら思いついたことを話せる場所です。風刺を効かせて自分のリアクションを冗談にしているのですが、たいていはふとした思いつきをツイートしています。アイデアが思い浮かんだら、「どうしたらこれが面白くなるだろう?」と考えます。Twitterでは常に本音を語り、自分の性格を包み隠さず見せるようにしています。良いイメージを保つ必要はありません。日々感じていることを発信し続けるだけです。

背景テクスチャ。

タイムラインのおかげで色々なトレンドも把握できています。ポップカルチャーに関する自分のリアクションを考える時にはタイムラインを見るようにしています。まじめな内容の会話もチェックするようにしていて、それを私のオーディエンスが受け取りやすい形に変えながら、ちょっとした冗談を加えることにしています。

Twitterの特に好きなところは直接交流できる点です。反応を返したり受け取ったりと、簡単にやり取りできます。たとえば動画撮影の締め切りが迫っているとき、タイムラインで質問やアイデアを募集すると、「ドーン!」という感じで構想が出来上がるのです。パンケーキ対ワッフルのようなツイートなんかは、朝食メニューを夕食時に食べていたため、どちらがおいしいかを1日中話していました。返信でみんなが冗談めかして私に「ケンカ」を挑んできました。オーディエンスは私の冗談をわかってくれています。オーディエンスと交流する際には、「じゃあチーズについて話そうよ」といった感じでただ成り行きに任せるだけです。Twitterはみんなが安心して冗談を言い合える場所です。オーディエンスと内輪ネタで盛り上がっている時が最高に楽しいですね。

背景テクスチャ。

コンテンツ制作を始めてからほぼ10年になります。インターネット上には私のような人間を見ながら成長し、物事を理解してきた、あらゆる世代のクリエイターがいて、これまでの活動の成果が出てきていると思います。今はちょうど深く考える時期に入っていて、自分のYoutubeチャンネルの登録者数が1,000人程度しかいなかった10年前の自分の状況を振り返っています。もし当時の自分に何か伝えられるとすれば、「インターネット上で動画やツイートを投稿することで自分の居場所を確保できるよ」と言ってあげたいところですが、当時の私は信じないと思います。ここまでたどり着けたのは、常に手を抜かずぶれないという戦略をとってきたからですが、一歩引いて一息つき、外に出て気分転換する方法も学ぶ必要がありました。1日中画面を見ながらコンテンツを制作するのは大変なことです。バランスをうまくとることで、もっとクリエイティブになれるんです。

背景テクスチャ。

Twitterは大きく発展してきました。当時、テキストメッセージを送るだけのアプリみたいだったことを覚えていますが、時間とともに積極的に変化と進歩を遂げているのはすごいことです。いつもTwitterを使っているポッドキャスト配信者として、みんなが話し合える場があることは素敵だと思います。私はスペースに参加して、クリエイターやブランドがキュレーションしたコミュニティからの声を聞くのが好きです。そういう会話に耳を傾け、コミュニティを形成していくことこそ、Twitterの醍醐味です。特にマルチタスクが得意な人にとって、音声という形は便利です。私はフォロワーと交流する新しい方法を考えるのが好きなのですが、スペースは面白い方法と言えます。毎日の生活にスペースをどう組み込もうか、と考えているところです

Sarah Lugorさんのように、笑わせてくれる人をフォローしています。Sarahさんのツイートやリツイートは爆笑間違いなしです。Ananiaさんと私はユーモアのセンスがとても似ていて、みんなからコラボをすすめられるのですが、将来的にはあり得るかもしれません。音楽アーティストやドラァグクイーンがTwitterで私をフォローしてくれた時には、必ず驚きを隠さずに表現するようにしています。生まれも育ちもロサンゼルスですが、セレブと一緒に出掛けることはあまりありません。Twitterだけの付き合いにしています。

クリエイターとして活動を始めるときには、自分が何をしたいのかを考え、数字にとらわれすぎないことです。数字ばかり気にしていると気分がとても落ち込みます。常にコンテンツの目的地をできるだけ明確にしてください。自信を持てば持つほど、より多くの人が共感してくれるようになります。

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