オピニオン | 注目の人

注目の人: Shaniah Bellさん

クリエイターは、拡散力のあるトレンドやインパクトのあるリアルタイムでの盛り上がりについて時代を先取りしており、世界中のオーディエンスの共感を呼ぶ有意義なつながりを生み出しています。「注目の人」では、Twitterでもひときわ輝く優れたクリエイターを紹介しています。今回は、メイクアップアーティストであり、スペースのスーパースターでもあるShaniah Bellさんに、メイクに熱心なアフリカ系の人向けコンテンツ制作の舞台裏やミーム(話題やネタ)についてお話しいただきました。

 

私自身がTwitterのファンなんです。自由で楽しいスタイルが好きで、それを自分のコンテンツにも反映しています。私は美容コンテンツの世界でクリエイターとしての活動を始めましたが、音楽やポップカルチャーについて話すのも好きです。メイクアップ関連のコンテンツを投稿していたところ、タイムラインに面白そうなものが流れてきて、それに反応しなくちゃ、と思ったのがきっかけでした。

背景テクスチャ。

私は双子座なので、とても気まぐれに行動します。みんなに笑ってもらったり、冗談のネタにしてもらったりするのも好きです。私がミームを使ったり作ったりすると、フォロワーが気に入ってくれます。良いミームはいつも向こうからやってくる感じがするので、後で使えるように保存しています。「このミームはどこで手に入れたの?」と質問されたときは、「ミーム専用のフォルダに保存してあったものだよ」と答えるようにしています。テレビ番組を見ながらリアルタイムでツイートしてスレッドを作るのも好きなので、他の人がツイートに返信できないようにして、自分のモーメントを作るようにしています(特に、みんなが番組をすでに見ていてネタバレを避けたい場合はね!)。

 

Twitterはいつでも楽しくて、毎日新しいことが起きています。さまざまな議論やトピック、グループやその中の小さいグループに参加できます。すべてのトピックに参加するわけではありませんが、スクロールしながら目を通して、面白い話やネタを見ているだけでも楽しいのです。Twitterの利用者はコミュニティを愛していて、お互いのつながりを大切にしています。シンガーソングライターのSHAHさんやスキンケアのカリスマであるThis is Nefertitiさん、シンガーのAfias Cornerさん、美容ブロガーのFunmi Monetさんなどをフォローしているので、私のタイムラインはとても多様性に富んだものになります。こんな場所は他にはありませんね。グループチャットで話している親友を見つけたのだって、Twitterなんですよ。

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私はJackie Ainaさんなどを好んでフォローしています。Jackieさんは私のアイドルであり、一度私のツイートを共有して、応援してくれたこともあります。そのときは信じられないような気持ちでした。私が誰かのツイートにいいねしたり、誰かをフォローしたりしたときに相手が喜んでくれるのが今でも驚きです。私は普通の女の子ですが、DMが送られてきて、私がきっかけで黒い肌にメイクをする気になったと言われたときには、特別な感情を抱かずにはいられません。

 

美容コンテンツを作るとき、特に大切にしているのは身近なものにすることです。特にアフリカ系のクリエイターや色黒の人にとって、自分に合った商品を見つけるのは簡単なことではありません。私はそのような商品をとっつきやすくしたいと考えています。私の肌はものすごく黒いというわけではありませんが、美容をもう少し身近なものにすることで、みんなの助けになればよいと思っています。最近では香水関連のコンテンツ制作に夢中になっています。香水関連のコンテンツは複雑で情報量が多くなりがちなのですが、Twitterのフォロワー向けにはもっと簡単に紹介するようにしています。「ジューシー」や「おいしそう」、「夏っぽい香り」など、わかりやすい言葉を使うように心掛けています。

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パンデミック期間中は、みんなが自宅で退屈な時間を過ごしていたと思います。そんなときに登場したのがスペースです。私はよくPeriscopeを使っていたのですが、これこそ活動範囲を拡げるチャンスだと感じました。番組の実況ツイートをしたり音楽について話したりするのがどれほど好きなのか考えてみて、自分や友人の声をそのまま届けられればもっと素敵になるな、と思いました。それがきっかけでAnt Walkerさんとの#SpacesGotTalent が始まりました。このおかげでコミュニティと本物の絆を築くことができ、その規模はとても大きくなっていきました。オーディエンスのなかにときどき有名人やプロデューサーを見かけることもあります。スペースの特に好きな点は、準備しなくてもよく、顔も出さなくて済むところです。いつでも好きなときにスペースを開始できるんです。

 

最近ではTopicalsとパートナーシップを結びました。これは私たちにとって初めてのスペーススポンサーシップでした。この夏、Antさんと私はスペースの番外編とも言えるポッドキャストを始めます。音楽について話したり、お気に入りのアルバムやミュージックビデオについて深掘りしたりするだけでなく、さまざまな話題についてまんべんなく語り合います。自由で率直に、いつもどおり面白くてキュートな内容にしていく予定です。

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コンテンツ制作を始めたり、何か新しいことを試したりするときには、失敗を恐れる必要はありません。この業界では、うまくいかないこともあれば大成功することもあります。ちょうど今朝、あるブランドからパートナーシップについて断りの連絡が届きました。始めたばかりのころは、こういうことがあるとひどく落ち込み、その日の予定をすべてキャンセルしていました。でも、今ではなるべくポジティブでいるようにしています。断りの連絡には慣れて気楽に考えられるようになるし、OKの返事をもらえたら前よりもずっとありがたく思えます。

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