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私のフォロー: Molly Jong-Fast

人気のアカウントは、Twitterをどのように使いこなしているのでしょうか?どうやって仕事とのバランスを取り、どのくらいの頻度で@メンションのツイートをチェックしているのでしょうか?そして何よりも、どんな人をフォローしているのでしょうか?「私のフォロー」では、人気のTwitter利用者の日常に迫ります。今回は、The AtlanticVogue MagazineThe Daily Beastなどに寄稿しているジャーナリスト兼ポッドキャスト配信者であるMolly Jong-Fastさんにお話を伺いました。

 

私はあらゆるニュースをTwitterで読んでいます。ティーンエージャーの子どもが3人、犬が3匹いて、6時半ごろにみんなを起こしてから始まる朝は目まぐるしい忙しさです。ちょっと宣伝のように聞こえるかもしれませんが、ここでTwitter Blueの出番です。RSSフィードのようなもので、「話題の記事」で私のネットワークにいる人たちが共有しているものをすべて読めるのでとても便利です。通知を設定して、フォローしている利用者の反応だけを確認できるようにしています。このようにして@メンションツイートをうまく管理し、余計な情報を減らすことで大事なことに集中できます。私はよく1日を通して [Twitter] を見にいき、執筆に戻る、ということをします。いま起こっていることを知っておきたいのですが、気が散りやすいので、Twitterを使いすぎないようにするのに苦労することもあります。だんだんとうまくバランスを取れるようになっています。

背景テクスチャ。

私がこの仕事を始めたのは90年代です。当時、記事が載るのは光沢紙を使った高級雑誌で、掲載後にその記事についての会話が生まれることは多くありませんでした。今では自分の記事をツイートすると、どこに掲載されたものでも、同じようにトレンドになる可能性があります。Twitterでは、出版社のウェブサイトやメーリングリスト以上に注目を集めることができます。たとえ聞いたことのない媒体で公開されていても、良質なコンテンツは [Twitterで] トップに上がるということを心から実感できます。

 

実際、Twitterでは多くの優れたジャーナリズムが展開されており、とても役立つことがあります。Perry Bacon, Jr.Jamelle BouieSarah Macdonaldといった才能溢れるライターたちが、リアルタイムで素晴らしい発信を行っています。Twitterのおかげで、このような人たちの生活の中で何が起きているのかを見ることができます。このような形で総合的に交流することができています。

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オーディエンスと何を共有するかについては十分に考えるようにしています。急いで書いたような記事ではなく良質な記事をツイートするよう心がけ、地元の記者や小規模なNPOが書いた地元のニュースを宣伝したいと思っています。The New York TimesThe Atlanticのような大手の報道紙が好きでないわけではありませんが、よりローカルなThe Texas TribuneThe 19thなどの記事を広め、議論を 発展させる機会がないかと常に注目しています。Twitterでは誰もが平等で、利用者の間に優劣はありません。どこかのティーンエージャーが何かの話題について意見をツイートしたものが突然多くの人に広まる、ということもあるのです。      

 

ただ最近、何でも受け入れる必要はないということを学びました。情報やいま起きていることについて疑問があるときは、それには触れないようにします。事実とは思えない、または裏付けがないと思われる場合は、直感を信じてそのコンテンツを取り上げません。特にニュース速報や医学的情報の場合は、信頼できる情報源だけをツイートまたはリツイートするよう心がけています。

 

Twitterのダイレクトメッセージ(DM)はもっと活用の余地があると思います。メッセージを送れるように、みんながDMを開放してくれるとよいのにと思います。Twitterの最も便利な機能の1つだからです。現実の世界では、尊敬する人に近づいて話しかけるのは気後れすると思いますが、メッセージを送ることなら気軽にできます。Twitterでは情報源やストーリーが入手でき、そして私のダイレクトメッセージで話したいと思っている人々といつでも関わり合えます。これは本当にすてきなことです。私はThe Daily Beastでポッドキャストを配信しており、週に約7人のゲストを確保する必要があります。参加してくれる可能性のある人のほとんどがTwitterを利用しているので、とても助かっています。

 

一方で、ブロックもかなり重宝している機能です。明らかに自分とは違う世界にいる人や、常に攻撃的なコメントをする人はブロックします。ダイレクトメッセージで悪意のあるメッセージを送ってくる人もです。そういった人には注意を払い、自分の精神状態を守るようにしています。

背景テクスチャ。

最近はTwitterスペースに参加するのをとても楽しんでいます。厳選されたコンテンツに触れるチャンスがあり、それらのコンテンツにもっと遭遇したいと感じています。ポッドキャスト配信者として、[音声メディアには] リアルタイムでラジオのような会話を行える余地があると思います。ニュースそのもの、ニュースになる人や物事、ライターと交流する機会があるという点で、スペースは他にはない場です。この分野ではKara Swisherさんがすでにすばらしい仕事をしています。このような業界にアクセスできることは、Twitterの優れた点の1つです。30分から45分の厳選されたスペースに特に人気が集まっているように思います。ライターや政治家がオピニオンを述べるのをぜひ聞いてみたいですね。

 

ある種のコンテンツとの関わり方に注意することも重要です。ある記事の特定の部分を強調したい場合は、記事の一部のスクリーンショットをリンク付きでツイートします。記者の仕事を称賛する形で取り上げてサポートできる上に、そこから重要な情報を拾い上げることもできます。また、ソーシャルメディア上で不適切なことをしている人がいた場合、スクリーンショットを(リンクなしで)使うことで、エンゲージメントアルゴリズムに貢献しないようにします。よいことでも悪いことでも関係なく、エンゲージメントを資金集めに利用しているグループもあるため、注意するようにしています。何に注目するかは、何にお金を使うかと同じように大切なことです。

 

イラストは、Lanna Apisukhさんによる写真を元にしています。

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